■コーヒーハウス「さいたにや」
才谷屋跡地の一角にある喫茶店。
才谷屋は坂本龍馬の本家。
寛文6年(1666年)に質屋を創業。
後に酒造業、諸物品売買にも手を広げ、城下屈指の豪商となります。
才谷屋三代目・直益は、次男・直清に才谷屋を継がせ、
郷士株を取得して長男・直海を分家させて
郷士坂本家の初代としました。
店内には龍馬グッズがずらりと並び、
龍馬ファンが集う場所となっています。
「龍馬のブーツ」というサブレがセットになった「龍馬コーヒー」は、
オリジナルコーヒーカップで出てきます。
せっかくなので入店。
普通にホットコーヒーとアイスコーヒーを注文。
ホットコーヒーがおいしかったです。 |
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アイスコーヒー
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高知市に別れを告げ、南国バイパスを一路東へ。
香美市に向かいます。
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■龍河洞
日本有数の観光鍾乳洞で、日本三大鍾乳洞の一つ。
国の天然記念物及び国の史跡に指定。
西本洞・中央洞・東本洞の三洞を幹線とし、
24本の支洞が複雑に連接した迷宮型の鍾乳洞で、総延長は約4km。
そのうち約1kmが観光コースになっています。
1億7500万年もの歳月が造り出した鍾乳洞で、
鍾乳石や石筍などの自然の造形美が楽しめます。
洞窟出口付近には弥生時代の穴居生活の跡があります。
弥生式土器と地面がくっついたまま鍾乳石化したものがあり、
「神の壷」と命名されて龍河洞のシンボル的な存在となっています。
(世界中どこにも類例がありません)
平日で空いていたので、
入口から出口までガイドさんが付いてくれました。
(休日は、洞内各所にガイドさんが立って説明するようです)
見所で名前の由来などを分かりやすく説明して頂いたり、
写真を撮って頂いたり、とてもフレンドリーな方で良かったです。
洞内の気温は17℃くらいで、最初は涼しかったのですが、
坂道や階段を上ったりするので、後半は汗をかきました。
自然が造った芸術品、とても幻想的で神秘的な世界でした。
オススメの観光名所です。 |
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龍河洞入口とその脇にある龍王神社
入洞者の安全守護の神として
崇敬されています
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千仭の間
洞内で一番天井の高い所(約30m)
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雲の掛橋
白い雲の橋のように見えるので、
このように名付けられました
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飛龍の滝
洞内で二番目に大きな滝
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青龍石
青龍刀のように見えます
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記念の滝
洞内最大の滝で高さ11m
この滝を登って奥洞を 発見し、
洞内の全貌が明らかになったことから
名付けられました
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天降石(左)・絞り幕(右)
天降石は洞内最大の鍾乳石で高さ11m
絞り幕も高さが6mあります
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奥の千本
無数の鍾乳石が垂れ下がっています
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クラゲ石
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音無の滝
音の消えた壮大な
ナイアガラの滝のように見えます
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流礫棚
岩の下を地下水が通ったことで、
侵食されて棚状になったものです
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裏見の滝
裏側からも見られるということで
名付けられました
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玉簾の滝 たくさんの玉を綴った簾のように
見えることから名付けられました
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双葉山のへそすり石
昭和14年、横綱・双葉山が入洞の際、
お腹が大きいので
おへそを擦りむいたそうです
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鮭の石
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シャンデリア
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マリアさま(左)・お釈迦さま(右)
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万象殿
森羅万象の名の通り、
色んな形の鍾乳石が集まっています
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奈落
深さ30mの洞窟
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神の壺
古代人が残した壺が鍾乳石化したもの
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七福神
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龍馬のように見える鍾乳石
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古代人の住居跡
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1時間ほどで見学終了、徳島県西部に向けて高知道を北上。
吉野川沿いの国道32号を走っていくと、
日本三大秘境の一つ、祖谷になります。
まずは、観光の前に昼食。
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■昼食
祖谷名物を食べるために、そば処「祖谷美人」へ。
温泉宿を併設しています。
天気が良かったので、渓谷が見下ろせるテラス席へ。
「祖谷そば」「アメゴの塩焼き」「でこまわし」を注文。
祖谷そばは、田舎そばといった感じでしたが、
案外おいしかったです。
アメゴは、渓谷の地ならではの食材で、
塩加減もちょうど良く、最高でした。
でこまわしは、田楽をくるくる回しながら焼く様子が、
人形浄瑠璃の人形(方言で「でこ」)に似ていることから、
このように呼ばれるようになったそうです。
そば団子・石豆腐・こんにゃくを竹串に刺し、
味噌を付けて炭火で焼いています。
素朴な味で、とても美味でした。 |
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祖谷そば
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アメゴの塩焼き
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でこまわし
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小便小僧ならぬ小便狸
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V字谷
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■祖谷のかずら橋
野生の「シラクチカズラ」を編み連ねて作られた原始的なつり橋。
日本三奇橋の一つであり、国の重要有形民俗文化財。
長さ45m、幅2m、谷からの高さ14m。
起源は、祖谷に巡行された弘法大師が
困っている村人のために作ったという説や、
追っ手から逃れる平家の落人が
楽に切り落とせるように葛で作ったという説など、諸説があります。
3年に一度架け替えが行われています。
つり橋で揺れるというよりは、
床面の「さな木(渡し木)」の間隔が広いほうが
スリルがありました。 |
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さな木の間隔が広いです
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■祖谷渓
吉野川支流の祖谷川が四国山地をV字型に刻んでできた渓谷。
約10kmにわたって、
激流が高さ数十m~数百mの深い谷を造り出しています。
祖谷街道の一番の難所といわれる七曲にある断崖には、
小便岩と呼ばれる渓谷に突き出た大きな岩があります。
祖谷街道開設工事の爆破作業の際にできた岩で、
奇跡的に崩れ落ちずに残ったものです。
かつて地元の子供達や旅人が度胸試しをしたという逸話をもとに
作られた小便小僧が立っています。
谷底まで200mの高さがあります。
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■大歩危峡
吉野川中流域に位置する渓谷。
2億年もの時を経て、四国山地を横切る吉野川の激流に
結晶片岩が削られてできました。
深い淵と巨岩・奇岩が続く男性的景観が特徴。
「大股で歩くと危ない」という意味で
「大歩危」と呼ばれるようになりました。
百年以上の歴史がある大歩危峡遊覧船で知られていて、
船から見上げる断崖絶壁は見る者を圧倒します。
遊覧船は、台風による増水のため欠航でした・・・残念。
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ラピス大歩危より
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大歩危峡まんなかより
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West-Westより
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■小歩危峡
大歩危峡の数km下流にあります。
大歩危峡と合わせて約8kmにわたり渓谷が続いています。
岩の表情は穏やかですが、曲がりくねって流れが速いのが特徴。
「小股で歩いても危ない」という意味で
「小歩危」と呼ばれるようになりました。
日本一の激流といわれ、
ラフティングの名所としても全国的に知られています。
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本日の観光はこれにて終了。
宿泊地の香川県丸亀市を目指します。
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小歩危峡展望台より
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■本日のお宿
「オークラホテル丸亀」。
瀬戸内海随一の景観を誇る四国最大規模のシティホテルです。
老舗ホテル御三家の「ホテルオークラ」とは関係ありません。
瀬戸大橋やゴールドタワーが一望できます。
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瀬戸大橋
(南備讃瀬戸大橋)
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ゴールドタワー
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■夕食
うどんに次ぐ香川の新名物「骨付鳥」を食べるために
発祥の店「一鶴丸亀本店」へ。
「おやどり」と「ひなどり」がありますが、
おやどりは硬そうだったのでパス。
「ひなどり」、「むすび」、「おや天」、「とりめし」を注文。
ひなどりは、表面はパリパリに焼き上げられていますが、
中の肉はやわらかくて肉汁たっぷり。
スパイシーで絶妙な味わい。ビールが進みます。
むすびは、鶏のタレ(というか脂)に付けて食べるとおいしいと聞き、
注文してみましたが、自分的にはそうでもなかったです。
おや天は、親鶏の切り身がたくさん入った天ぷら。
コリコリしていて、おいしかったです。
とりめしは、鶏の旨味が効いた、さっぱりしたしょうゆ味が、
とても良かったです。 |
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骨付鳥(ひなどり)
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むすび
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おや天 |
とりめし |
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