■朝食 よくある普通の和洋ビュッフェ。
洋食メニューを選択。
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いよいよ旅行最終日。
今日は台風接近の影響で、雨が降ったり止んだりの予報。
まずは熊本駅前にあるレンタカー屋に直行。
この旅2台目のレンタカーは、日産マーチ。
熊本県最大のお祭り「藤崎八旛宮秋季例大祭」の
クライマックス「神幸行列」が開催されるということで、
交通規制の説明を受けます。
交通規制の影響でカーナビが役に立たないので、
地図を頼りに最初の観光地・熊本城へ迂回経路で向かいます。
渋滞がひどかったのですが、
そのお陰で呼び物の「飾り馬」を見ることができました。
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■熊本城
熊本市中心部の茶臼山と呼ばれた丘陵地に築かれた
梯郭式平山城。別名、銀杏城。
日本三名城の一つ。
広さは約98万㎡、周囲は約5.3km。
城跡は昭和30年に国の特別史跡に指定。
宇土櫓をはじめ、源之進櫓、田子櫓、不開門など
13棟の遺構が現存し、
それぞれ国の重要文化財に指定されています。
熊本藩初代藩主・加藤清正公が
慶長6年(1601年)から7年の歳月をかけて築城。
当時は、大小天守をはじめ、櫓49、櫓門18、
その他の城門が29あったといわれています。
清正公は石垣造りを得意とし、
下部は緩やかな傾斜で、上部に向かうほど急な角度になる
「清正流石組」と呼ばれる独特の石垣を多用しました。
城に侵入しようとした敵の武者を返してしまうことから、
「武者返し」と呼ばれています。
寛永9年(1632年)、第二代藩主・忠広公の改易により、
小倉藩第二代藩主・細川忠利公が移封され、
その後は細川家11代の居城となりました。
明治10年(1877年)の西南戦争では、
薩摩の大軍を迎えて50余日の籠城に耐え、
難攻不落の名城の真価を発揮。
しかし、薩摩軍総攻撃の3日前、原因不明の出火により、
一部の建物を残して、天守や御殿など主要な建物を焼失。
現在の天守は昭和35年の再建です。
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熊本市のイメージキャラクター
ひごまるくん
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加藤清正公銅像
内堀の坪井川にかかる
行幸橋のたもとにあります
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長塀(国指定重要文化財)
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櫨方門から攻めます
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飯田丸五階櫓(平成17年復元)
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竹の丸から見た石垣群
奥に見えるのは大天守
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西竹之丸脇五階櫓(独立櫓)跡
奥に見えるのは飯田丸五階櫓
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二様の石垣
清正公時代の緩やかな石垣(穴太積)と
細川時代の急勾配の石垣(算木積)を
一度に見ることができます
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田子櫓(国指定重要文化財)
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七間櫓(国指定重要文化財)
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十四間櫓(国指定重要文化財)
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四間櫓(国指定重要文化財)
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源之進櫓(国指定重要文化財)
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源之進櫓の狭間と石落とし
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大天守
右手前は本丸御殿の一部
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数寄屋丸二階御広間(平成元年復元)
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首掛け石
横手の五郎という怪力無双の若者が
首にかけて運んできたと伝えられています
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地図石
切り石の組合せで美しく構成されています
日本地図などを表現したものといわれますが
来客を数奇屋丸へ案内するための
待合所の装飾という説が有力です
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小天守と大天守(昭和35年復元)
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宇土櫓(国指定重要文化財)
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宇土櫓一階廊下
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闇り通路
本丸御殿は二つの石垣を跨ぐように
建てられたため地下通路を有する
特異な構造となっています
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五間櫓(国指定重要文化財)
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北十八間櫓(国指定重要文化財)
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東十八間櫓(国指定重要文化財)
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不開門(国指定重要文化財)
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平櫓(国指定重要文化財)
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大天守と小天守
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大天守から見た大銀杏
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大天守から見た本丸御殿(平成20年復元)
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本丸御殿大広間
鶴之間、梅之間、櫻之間、
桐之間、若松之間と続きます
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若松之間
襖の奥は昭君之間
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昭君之間 熊本城で一番格式が高い部屋
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頬当御門
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清正公を祀る
加藤神社前から見た宇土櫓
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南大手門(平成14年復元)
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西大手門(昭和56年に復元するも
平成11年に台風で倒壊したため
平成15年に改めて復元)
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戌亥櫓(平成15年復元)
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元太鼓櫓(平成15年復元)
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未申櫓(平成15年復元)
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■桜の馬場 城彩苑
バーチャルで熊本の歴史を体感することができる
歴史文化体験施設「湧々座」、
「熊本ならでは」をコンセプトに県内各地の食や
お土産品がそろう飲食物販施設「桜の小路」などを
備えた観光交流施設。
総合観光案内所も併設しています。
桜の小路でお土産を物色。
熊本銘菓「武者がえし」などを購入。
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■熊本県物産館
熊本城近くのNTT西日本桜町ビル1階にあります。
菓子・食品・酒類・民工芸品・陶磁器など、
豊かな自然と歴史に育まれた
熊本各地の伝統に根ざした商品から
旬の野菜や果物などの特産品までを
豊富に取り揃えています。
熊本の旅を楽しめるように観光情報コーナーも併設。
館内には「くまモンさん」があり、
浪速の福の神「ビリケンさん」と同じく、
足の裏を触ると御利益があるといわれています。
くまモンさんは熊本県内に4か所、大阪に1か所あり、
1体触れば友達が増え、
5体全てに触れば恋愛成就・夫婦円満になるらしい。
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くまモンさん
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■昼食
熊本名物「太平燕(たいぴーえん)」を食べるために、
県民百貨店内にある「中華園」へ。
太平燕とは、日本でアレンジされた中華料理の一種で、
春雨スープにエビ、白菜、椎茸などの五目炒めを合わせ、
玉子を添えたもの。
中華園は太平燕の元祖といわれています。(諸説あり)
太平燕(ハーフサイズ)の他に酢豚、炒飯、杏仁豆腐が
付いている「あいのりセット」を注文。
太平燕はあっさりしていて、とてもおいしかったです。
量もちょうどいい感じでした。
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おてもやん像
県民百貨店前にあります
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あいのりセット
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太平燕
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昼食後、県民百貨店1階でくまモングッズを購入。
最後の観光地・水前寺成趣園に向かいます。
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■水前寺成趣園
通称、水前寺公園。
面積約73,000㎡。
国の名勝および史跡に指定。
熊本藩(細川家)初代藩主・細川忠利公が、
寛永13年(1636年)頃から築いた「水前寺御茶屋」が始まり。
第三代藩主・綱利公のときに大規模な作庭がなされ、
現在のような庭園となりました。
阿蘇の伏流水で作られた池を中心にした
桃山式池泉回遊庭園で、
築山、浮石、松の木などで東海道五十三次の景勝を
模したといわれています。
池のほとりには京都から移築した「古今伝授の間」があります。 |
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奥に見えるのが古今伝授の間
(熊本県指定重要文化財)
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■はやしのいきなり団子
水前寺成趣園の参道にあります。
いきなり団子とは、小麦粉を練って伸ばした生地で、
輪切りにしたさつまいもと粒あんを包んだものを蒸した、
昔ながらの素朴な風味の熊本の郷土菓子。
短時間で「いきなり」作れると言う意味と、
来客がいきなり来てもいきなり出せる菓子という意味が
重なったものといわれています。
さつまいもとあんこの甘さに対し、
もちもちした生地のほんのり塩味が絶妙なバランス。
とても美味でした。
これにて今回の旅の行程は全て終わり。
阿蘇くまもと空港に向かいます。
■夕食
フライトまで時間があったので、
空港内の「うまか軒」にて「熊本ラーメン」を食す。
可もなく不可もない普通のラーメンでした。
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■帰着
阿蘇くまもと空港18:30発JAL1816便に搭乗。
台風接近の影響もなく、通常通りの運航。
窓から見える夜景がとてもきれいでした。
羽田空港20:05着。
YCAT行きリムジンバスで自宅に向かいました。
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■感想
歴史や自然に触れることができて充実した旅でした。
特に都井岬と熊本城がすばらしかった。
熊本城は、もっと時間をかけてじっくりと見て回りたいと思いました。
また、さまざまな郷土料理や焼酎を味わうことができて大満足。
おいしい食べ物がいっぱいでした。
くまモンも堪能できたし、とても楽しかったです。 |
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